Tマリさんはアドベンチャーレーサーでもあり、某山岳会に所属する上級者。
彼女の地元でもある伊那谷周辺の山に誘われた次第です。
彼女の選択で、私が行った事が無く、日帰りで、冬季ルートのラウンドが出来ると言う条件から向かったのは念丈岳。
越百山より南に位置し、結構奥深い山。
標高は2,291mで微妙な感じながらも、眺望良く登りごたえもかなりあるとのこと。
木曽山脈マスターを目指すなら選り好み無しで小さい山も全部行かねば!
■2/10(水)
仕事後にまたまた下道の国道153号線で飯田まで。
21:00に待ち合わせ場所に着き車中泊。
■2/11(木祝)
1:20 起床
Tマリさんが横に駐車しており合流。
車2台で本高森山登山口に一台デポし、もう一台で(中アの)烏帽子岳登山口である鳩打峠へ。
2:30 鳩打峠スタート
結構な急登なので最初はゆっくり。
烏帽子ヶ岳で朝陽を見るのでうまく時間調整をしながら登ります。
途中にある小八郎岳までは可愛い看板が。
小一郎から少しづつ成長して行くとの事。
途中でアイゼン装着。
6:15 烏帽子ヶ岳到着

ちょうど朝陽が出てきて空がややピンク色に染まりました。

風がかなり強く寒いので、ここは五分くらい留まるのが限界ですぐに次の池の平山を目指します。
ここからモナカ雪になりハマるのでワカンに変更。
途中で見えた空木と南駒ヶ岳がど迫力だ。
ここはルートがはっきりしており歩き易い。
7:40 池の平山(2,327m)到着
山頂標識が無いと思いきや、凄い小さく標高だけ書いてある看板がありました。
ここは今日の行程で一番高い場所になります。
ここからも楽しい稜線歩き。
何故かシャクナゲを踏むとツボります。
多分木の熱で雪が緩くなっているのかも。
雪庇が所々あるので歩く場所は注意が必要です。
9:48 念丈岳山頂
CT5:20に7:20のタイムです。
仙涯嶺がすごくキレイだ。
体力的にも時間的にも、奥念丈岳まで行けなくも無いが、Tマリさんと相談し止めることに。
そこから本高森山までは冬季ルートである。
木の枝を掻き分けながら大島山に到着。
伊那大島駅の名前はこの山からきてるのだと思います。(多分)

大島山山頂では標識は見つけられませんでした。
本高森山が遠い。
大島山からの下りは急斜面で雪が腐っており、転んだら3mくらい滑ってしまった。
ワカンでは危険なのでアイゼンに変えるが、今度はモナカでドボンする。
この区間がこの日一番大変だった。
14:00 本高森山到着
12時間近く動き続けているので、だいぶクタクタ。
下山にここから1時間程かかると聞くと気が重くなった。
奥念丈岳に行かなくて正解。
ここに一名のトレースがあり、その分歩き易くなるので楽だ。
15:30 下山
Tマリさんの車で私の車を取りに戻り終了。
お風呂や食事を一緒にしようと思ったが、帰りが遅くなるのでそのまま名古屋に帰宅した。
12日仕事後にそのまま仙台に帰る予定だったので、その準備や洗濯をせなばならない。
ぎゅうぎゅうにスケジュールを詰め込んでいるので大変だが充実もしている。
20日21日は聖岳を検討中。
厳冬期のアルプスを思いっきり楽しみます。