2020年02月11日

【登山】岩手山厳冬期

2020/2/10(月)は岩手山へ厳冬期登山に行って来ました。
最初に書きますが、今までで一番厳しい登山でした。
↑ 岩手山Wiki

◼️2/10 02:30
今回仙台から一緒に行くメンバーの佐々木さんと外崎さんと自宅近くのコンビニで合流。
どちらも今年還暦の大先輩です。
佐々木さん(通称229さん)は宮城県の至る所でトレランやロゲのイベントを行っている重鎮。


5:00 岩手県滝沢市のローソン滝沢いずみ巣子店に到着。
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ここで今回ガイドをやって頂く、地元八幡平市の高橋伸也さんと合流。
なんと高橋伸也さん(45歳)は、平成22年の富士登山競争で優勝されている凄い方です。
バックカントリーもクロスカントリーもモーグルもアルペンも全部こなせ国内トップクラスと言うスーパーエキスパート。


コンビニから登山口まで車で10分
6:00 登山口ある“馬返し”手前3kmの道路路肩に駐車。
ここからロード3kmは除雪されてないので歩く事になります。
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月明かりに浮かぶ岩手山。
頭の中でクラシック音楽の「 月の光 」が流れました。


ロード3kmの歩きですがこれが結構キツイのでお勧めしません。
私歩みで負ける事は余程無いのですが、伸也さんのペースが規格外でちょっと気を抜くと引き離されます。
故に最初からアクセル全開。

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モルゲンロートがキレイ。
まだまだ緩い登りのロードを歩きます。

7:05 馬返しに到着。
トレースは薄く残ってましたが、それでも足首からスネくらいまで埋まりながら何とか到着。
僅か3kmを1時間以上費やしました。

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ここでスノーシューを履き登り始めます。

◼️コンディションは....
天気は良好。風は10m以下。
先週木曜ー金曜日で50cm×2回の雪が降り新雪で深い。
土日に誰かがラッセルしてくれてるかと思いきや誰も入った形跡なし。
ここからルーファイしながらのラッセル地獄です。

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とは言え8割以上伸也さんがラッセルしてくれました。
ワカン履いてて膝上くらい。
ツボ足だとお股まで埋まります。

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二合目くらい。
キレイに盛岡の市街が見えます。
でもずっと直登でキツイのなんの。

急登にパウダーでスノーシューが効きません。
歯が噛み込まずムーンウォークのようにズルリズルリと後ろに下がります。
全然登れないのでトラバースしたり、ヒザラッセルしたり四苦八苦。

伸也さんはワカンだがスノーシューより沈み歯も効くようですいすい登ります。

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七合目でアイゼンに装換。
写真の急登は何と走って登ってました。
冬期用登山靴にアイゼンでですよ...すごいの何のって。
私めかなりショックです。
登山スピードでは結構自信あって、俗に言う(?)S級クラスの選手にしか抜かれた記憶が無かったのです。
まー普通に考えると富士登山競争優勝者 vs TJAR選手じゃ負けて当然と言えばそうなりますが....。

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10:57 八合目避難小屋前。
ここまで5時間ですよ。
正直疲れ果てて止めたくなりました。
20分休憩させて頂き、使わないピッケルとスノーシューをデポ。

11:15 リスタートで最後の直登へ。
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真っ白のカルデラはど迫力。
ここからの急登も伸也さん走ります。
今まで何とか付いて行こうとしたけどもうダメ。
脚をあげすぎて内転筋が攣りまくり。
同じく内転筋が攣った佐々木さんと一緒にゆっくり山頂へ。

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12:00ピッタリに2,038m山頂到達。
最高です!!!(泣)
6時間も要しました....。
乳頭も秋田駒ヶ岳も早池峰も七時雨も全部見えます!
天気的にはかなり恵まれてました。
普段の行いかな?(笑)

あとは下山。
これも雪の中伸也さん走ります。
私も走りますが、時々踏み抜くのでこれまた怖い。
急斜面で片足踏み抜くと転ぶのですが、雪が柔らかいので滑落せずにすぐ自然と止まります。

八合目に戻り本日二個目のパン補給。
ペースの速さに合わせてたので明かに少ない。

そこからも更に走って下りそして転ぶ。
全身雪だらけ。
雪崩も起きない地形で滑落もよっぽどじゃないと無いとの事。
すごい急斜面なんですけどね。

六合目からツボ足にしますが、やっぱり股下まで埋まります。
でもスノーシューだと滑るので危険。

内転筋が攣りまくり。
おまけにストックを持っている腕も手の指も攣ります。

14:20 馬返し登山口到着。
ここから3kmの雪道ロードへ。

15:15 車到着。
伸也さんに付いて行こうと所々走りましたが、それでも1分近く離されました。
追って5分後に外崎さん、佐々木さんも到着。
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◼️ここからが大変
私め潰れてしまい立てなくなります。
意識朦朧。
TJAR2016のような状態です。
雪の上で横たわりしばらく休憩しますが、立ってもフラフラのゲーしそうな感じ。

何とか車に乗り佐々木さんの運転で盛岡のホテルに向かいますが、全身痺れと手足の攣りが酷く車でも寝ようにも寝れません。
脱水症状になったのだと思います。

16:10 ホテル到着
何とか受付を済ませバタンキュー。
1時間寝て水を飲んだら治りました。

「 今日の岩手山は普段の1.5倍キツイ状態だった 」と冬期200回以上岩手山に登ってる高橋伸也さん談。
私的にも過去の登山でこれだけキツイ思いは記憶に無いと断言出来ます。
もちろん佐々木さん、外崎さんも過去最高のキツさだったと。


◼️飲み会へ
19:00 盛岡駅前の居酒屋で盛岡の友達が「 男澤さんを囲む会 」なるものを開いて頂きます。
全員で30名以上集まって来れました。
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盛岡のメンバー本当大好き!
アルプス離れてもいいから盛岡に移り住みたいいもん。
それくらい盛岡はいい場所です!
私の中の“ 移り住みたい街ランキング”で松本市と互角です!

当然二次会も。
もうバカ笑いで今日の疲れがぶっ飛びました。

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納豆巻き発祥のお店で20名くらいで0:00まで。
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楽しいの何のって!!
岩手山さ来て良がった〜.....。


◼️2/11(月)
6:00 ホテルを出発。
佐々木さんのフォレスターで仙台に帰ります。

途中高速道路から早池峰(ハヤチネ:1,917m)が。

↑ 
早池峰Wiki

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100名山で戦艦の名前にもなっている岩手県の名峰です。
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来年は早池峰厳冬期だな。

そして花巻あたりで太陽柱も出てきます。
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太陽柱Wiki
岩手県ってキレイ。

宮城県は前日雪が降ったようでこれもまたキレイ。
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8:30 自宅到着
家族全員でこの日ある息子のサッカーの試合を観に行きます。
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薄々気がついてはいましたが、まさかここまでとは....。
息子の出来の悪さに衝撃を受ける父。
ちょっと注意したら泣いてしまいました。
その後相手にパスしてそのままボレーシュートを決められてしまい.......私め吐きそうになりました。
やっぱ母親だけだと運動系は全然ダメ。
そっちに似てしまいます。
出来ない理由ばかり言うんだもの...。

途中で見てられなくなり近くの石井スポーツへ。
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バックカントリー来年はしようと思います。
お金次第ですが...



16:35 仙台空港から飛行機に乗り名古屋へ。
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◼️最後に...
改めて今回ガイド役を買って出て来れた高橋伸也さん、仙台から同行して来れた佐々木さん外崎さんに感謝です。
そして懇親会を開いて来れた櫻田和志さん七時雨トレランチームの皆さん本当にありがとうございました。

来年はマジで早池峰登ります!
そしてまた盛岡で飲みます!!


疲れ果てて今週末は雪山一回お休み。
来週末は蝶ヶ岳へ。
今回雪山レベルが低い事を痛感しましたので課題をどう克服するか考えて行きます。

人が多い山ばかり行ってちゃダメですね....。
勘違いしちゃって。
posted by 男澤ヒロキ at 19:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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