仙台駅19:30のハヤテに乗り21:40位に富山駅に着いた。

仕事はドタバタだったが、一通り部下に引継ぎをし、お客様にもメールで今回の件で携帯が繋がらない旨と代わりの部下の連絡先を伝えた。
11日もの間仕事を空けるのは至極不安だが、私も9月には仙台を離れなければならない。
次の所長候補は未だ決まっていない為、東京か本社の所長が兼務するであろう。
その事からこれを機に部下が成長してくれれば。そんな想いがあった。
父親が他界してから実家の母親から毎日2回は電話が来るようになった。
余程寂しいのだろうが、仕事中も遠慮なく掛けてくるのには辟易。
2日前に実家に帰り仏壇に拝んで、母親にも8/15まで電話をして来ない事、姉が実家に来た際にGPSを見せて貰い健闘を確認して欲しい事を伝える。
マッサージや酸素カプセル、整体、床屋も行きたかったが、TJARまでの1週間は10分単位でスケジュールが組まれてる位過密でケア計画が1つも行え無かった。
道具の準備もあと1つ不足していた。
箱根駅伝の選手が腰に巻いている黒いベルトだ。
普段クリオの8,000円もする高いベルトを付けているが、最近何処かで紛失。
ファイティンの5,000円程度のを持って来ているが2年も使っているので伸びており効果が期待出来なかった。
これを新調する時間が無く富山についてからショップを探さねばならない状況。
結局富山駅徒歩圏内では販売して無く古いのを使う事になった。
富山駅前のアパホテルを24時間滞在プランで予約していたので明日の会場入り迄はゆっくりと滞在。
23:00に就寝したのに、いつも通り5:00に目が覚めてしまった。
ベッドでグダグダしながら富山駅近辺の酸素カプセルを探しお昼頃に呉羽駅の整体医院で1時間程酸素カプセルに入った。
今夜だと言うのに緊張感も無くヒマな時間をただボーっと過ごす。
今更どうあがいても仕方ない。
YouTubeで椎名林檎の歌を聴く。
「 さいはて目指して持って来たものはたった1つ。この世で一番雑じり気の無い、気高い青。何よりも熱く静かな炎さ。 」
この歌詞の“ さいはて ”が剱岳と被った。
そう、今こそ蓄えた財産を全て使う時なのだ。

( スタートへ続く )