小谷村のポールと、TJAR2016の大原さん竹内さんと、今月安曇野から香川県に転職で引越しするTJAR2016の斉藤くんと5人で登山です。
◼️ルートは....
私がチョイスしたのですが、猿倉登山口から白馬岳へ登り、そこから2200mくらい一気清水尾根を下りて祖母谷温泉でテント泊。
2日目は餓鬼尾根を登り唐松岳から八方尾根で下山。
最後ゴンドラと言うほぼラウンドする感じ。
一度行きたかったのですよ。
祖母谷温泉も清水尾根も、餓鬼山、餓鬼尾根も。
◼️8/28(金)
仕事後、安曇野の穂高駅前へ。
翌日4:30に東京から大原さんがバスで穂高駅に来るので、近くの穂高神社駐車場で車中泊しました。
◼️8/29(土)
大原さんと合流し、白馬八方スキー場へ。
ポールが車をデポしてくれたので、ポールを乗せて6:30猿倉登山口に。
竹内さん、斉藤くんは既に到着してました。
7:00 登山開始
8:30 白馬大雪渓
荷物はお酒や宴会用食材を入れたので15kg。
30kgバネ測りで測定しみんなで分散したのに、やっぱり重くてペースが上がらない。
雪渓短くアイゼン/チェーンは必要無かったです。
10:00
白馬岳頂上宿舎到着
斉藤くんは明後日引越しの為今日はここでお別れ。
ここでビールでプチ壮行会を40分ほど。
斉藤くんが夜の宴会用にと日本酒を2Lくらいくれました。
そこに下から赤いサンバイザーにミニスカートのキレイなトレイルランナーが登ってきたと思ったら千葉の友人Nさん。
サンバイザーはなんか可愛く見えるな〜。
ツバタンキャップより全然イイ。
11:00 そこから清水(ショウズ)尾根へ。
ガスが多いですが旭岳。
この付近でラオチョウの親子も。
あー、楽しい。
ここの尾根は長くて嫌らしい事で有名でコースタイムは7:40。
でも下りだから4:00くらいで行けるだろう。
「 15:00に祖母谷温泉に着いて日が高いうちから風呂入って宴会するぞ! 」と気合い入ってましたが、途中途中で時間を計るとCT80%くらい。
大原さん「 ここタイム渋いよ。到着は17時だろうね 」。
マジか??大袈裟でしょ?!それ。
でも結構な早歩きなんだけど、何故か次のポイントが来ない。
13:30 不動岳避難小屋到着(2,000m付近)
CT3:40に2:30で70%。
まだ900mしか降りてないのか.....
祖母谷温泉は標高780mなので残り1,200mも降りる言う事に。
あー....もう風呂入ってビール飲みたい。
なのにこんな嫌らしい感じのばかりで進まない。
下の方の道がそこそこ荒れてるので、気疲れがかなりします。
油断したら笹の切り口がヒザの刺さり結構な出血。
「 これぐらいいいか.... 」と気にしないようにしてたら、靴下に染み込んで更にシューズから血が滴って来たので応急処置。
5分圧迫して止血しました。
15:30 百貫ノ大下り
やっと沢が見えてきました。
ずっと下ってるのでヒザが痛くなりTJARの池山尾根を思い出して、もうイヤ。
当然ですが、白馬以降誰一人すれ違って居ません。
マムシも多いので万が一に備え、ポイズンリムーバーは必携装備です。
17:00 祖母谷温泉到着
テント場の横に露天風呂!
竹内さんが「 男澤さん連れて来てくれてありがとう 」と何度もお礼を言ってくれるのがすごく嬉しかったです。
「 よく猿倉から来たね〜 」
小屋の女将さんはボロボロの私たちにとても親切でした。
テント場が600円。温泉代600円。
ビール350ml450円。(ドライと黒ラベル)
携帯はdocomoがダメでauが辛うじて繋がります。
蚊取り線香あるといいです。
虫除けスプレーは全然ダメでした。
お客さんは私たち以外多分居なかった。
( ワンゲルの女子大生を密かに期待しましたが....ここまで短日で来るのはちょっと厳しいと思います )
いやー!最高!!!
こんなに美味しいビール飲んだことない!!
その後ジンギスカン。

美味しい!!
重い荷物背負って良かった!
みんな絶賛してくれて本当嬉しい!!
後はマットひいてゴロゴロしながら斉藤くんから貰った日本酒大雪渓を飲みます。
杜氏の斉藤くんの1年間熟成させた大雪渓。
竹内さんが飲んだ瞬間に「 美味い!! 」と大興奮。
いままで飲んだ日本酒で一番美味しいです。
寝る前に2回目の露天風呂にビール。
もう楽しいったらありゃしない。
ただ明日は11時間と今日のコースより数段エグい餓鬼尾根が....。
今日隣の尾根の清水尾根下山で6時間なのに、それよりキツイとなれば8時間は掛かるだろう。
「 宇奈月温泉に下山しない? 」
「 ....... 」
「 餓鬼ノ田圃見たいしなぁ〜 」
「 俺も大黒銅山跡見たい 」
「 でも唐松山荘まで8時間掛かるよ... 」
みんな葛藤します。
そこに強い雨が。
もう21時だったので雨をきっかけに寝る事に。
明日の行程を考るだけで憂鬱でした。
( 続く)