2020年03月08日

【冬期登山】檜尾岳敗退

2020/3/7-8(土日)は中央アルプス檜尾岳(2,727m)へ。
本当は仙台に帰省する予定でしたが、コロナウイルスを懸念して取り止め、それではと急遽名古屋から近くて前から気になっていた檜尾岳に行く事に決めました


◼️3/7(土) 0:30 駒ヶ根市の菅ノ台バス停到着し車中泊。

6:00 起床し朝食やトイレ。
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バス停駐車場は一台も駐車なし。
私の感覚だと「ロープウェイが動いてないと登山しない」と言うのが少し信じられない。
なんか勿体ないと思ってしまうのです。

6:45 菅ノ台バス停スタート
すぐの橋で軽トラのお爺さんがゲート
まで乗せてくれた。(10分短縮)
「 明日天気悪いから無理するなよ! 」
と駒ヶ根観光協会に所属しているとの事。

後はひたすらロードを歩く。

7:43 やっと登山口到着。
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今日のザックの重さは22kg。
結構疲れました。
ここまで歩いてくる人なんて、先ずいないと思います。(さっきと思った事が真逆)
登山口で1,200mくらいの標高。

1,600mくらいから登山道に雪が付いてました。
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トレースは無し。
キツネの足跡くらい。
7時間で山頂着けるか着けないか。

10:28 赤沢ノ頭(1,992m)到着
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CT 2:50 なのでほぼコースタイムどおり。
かなりの急登でした。

ここからスノーシューを履きます。
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2,000mから雪が深い。

地形図だとそこまでに見えた登りも、全然すごくポイントポイントで大きな岩を巻かなくては行けずルーファイ。
ピンクテープはほぼ無いと思った方がいいですし、あっても夏道用なので目安にこそすれ信じちゃいけません。
そして雪も柔らかいのでスノーシューが噛まず大苦戦。
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スノーシューだと登れないのでアイゼンを履けばこの通り。
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ヒザから股までハマり、粘っこい雪がアイゼンにくっ付きます。
一つの急登等のポイントを越す度に、スノーシューとアイゼンを履き替えるのですが、都度ザックを下し交換するのに時間が掛かります。

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全然進みません。
ヒザでラッセルして固めて、なんとか一歩行けば次も噛まずに沈む。


13:26
赤沢ノ頭からCT2時間でシャクナゲのピークに着く予定ですが、3時間掛かってやっとその半分。
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全身汗だく。
そして山頂に辿り着けない可能性が出て来ました。


14:22 シャクナゲのピーク
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なんとCT2時間に4時間もかかると言うヤバさ。
今日ピーク行けなくても避難小屋には辿り着きたい。
あとCT1:15だから2時間くらいだろうか。

15:02 最後の痩せ尾根の手前
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40分掛かってやっとここ。
ここから残り2時間でも行けない。
疲労で手足の痺れが出ていた。

15:15 痩せ尾根取り付き。
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見た瞬間にダメだと判断しました。
(写真だと伝わりづらいですが...)

大きい岩を巻くのか、乗り越えるのか。
行ったはいいが戻れるのか。
雪は柔らかく片足でも深みにハマり、バランス崩せばそのまま谷に滑落。
柔らかいので巻く時に滑る可能性もある。
今夜から雪が降るので、明日は更に難易度が上がる。
エスケープは空木に行くか、千畳敷カールを抜けて北御所か。
空木はヤバイだろう。
千畳敷カールも雪崩る可能性がある。
考えにくい2ルートだ。
山で「 今回はミスして事故したが、次回はミスしないぞ 」は無いのだ。
絶対失敗は許されない。


15:23 少し痩せ尾根を進みましたが、ルートを探してもやっぱり厳しい。
もう少し雪が硬ければ...。

ここで撤退を決めました。
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景色はいい感じです。
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やっぱり中央アルプスはいいなぁ〜。


◼️下山へ
普通に降りれば2〜3時間でロードに出れるのですが、かなり疲労困憊だしここまで所々巻いた部分が軟弱で怖かったので、野営をする事にしました。
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野営場所は登って来る時に、目星を付けてた中で一番良いと思ったシャクナゲピークの手前のコル。2,440m。
テント張ってたら一気に天気が崩れ始めました。

ビール6本と梅酒500ml、ワイン500mlを持って来てましたが、ビール1本で限界。
疲れすぎて飲めません。(次の登山からウイスキー500mlとビール1本程度にします)
その後お湯を作り、湯たんぽにしたりカップ麺食べたり。

18:00 ひと段落した安心感で一気に眠気が来てそのまま就寝。


◼️3/8(日) 0:00
雪がテントに当たる音と風の音がすごく目が覚める。
風は強いようだが場所が良かったので、テントは全然揺れず。
また寝る。

不思議な夢を見た。
昨日軽トラに乗せてくれたお爺さんが、私のテントを叩き起こしてくれた。
「 無事下山したな。でも今テント張ってるとこ俺の家の畑だぞ 」
あれ?無意識のうちに下山したんだ。俺。
不安があったけど余裕だったな。
でも夢かも知れないから写真撮っておこう。

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パチリ。
写真を撮ってる最中に夢だと分かった。

この後に雪が激しくなりホワイトアウトした。
「 昨日のトレースは消えただろうな。でも明るくなれば大丈夫だろう。」
仙波選手とSNSでコメントのやり取りをする。(これはリアル)

すごいことに11時間も寝てしまった。
何度も浅い夢を見た。


5:00 朝ごはん
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タイカレーの缶詰をそのまま直火で温めて食べる。
少しづつテント内整理。

6:10 テント撤収
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雪は弱まっていた。

6:20 スノーシューを履き下山開始。
7:09 赤沢ノ頭到着。
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昨日4時間掛かって登ったのを1時間で下ってしまった。

8:26 登山口到着
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昨日8時間掛かって登ったのに2時間で下った。
でも滑って何回もコケた。

そこからロードを1時間歩いて菅ノ台バス停へ。
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最後の方は雨になっててウェアーがビチョビチョに。


◼️最後に
急遽決めたので準備/知識が不足していたと思います。
キツさと難易度は先々週の越百山の1.5倍くらい。

再来週はいよいよサラサラ越え。
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う〜ん....
悩むなぁ〜....。
posted by 男澤ヒロキ at 22:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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