その報告書に私が少し載っていると言うので、木村佳司さんに連絡し1,000円で購入。(安い!)
週末に届いていたので、映画/読書週間に設定していた今週末、映画フリーソロを見た後に小河内避難小屋に行き、ビール飲みながらダラダラグータラと読みました。
◼️報告書の感想
ネタバレなるので多くは書きませんが.....
まー面白いこと!
2人とも超がつくほど真面目な性格なのに、ユーモアたっぷりで、ところどころに人間の弱さが出ており笑えた。
2人しか出てないので、TJAR報告書と比べればページ数は無いがルートファイティングや、山と山を繋ぐ設定に無茶があるので中身が濃いのです。
ページ内のところどころに写真や地図も貼ってあり、行った事が無い山でも伝わってきやすかった。
実は私も吉藤選手に一緒にやらないかと誘われていたが、私は見た目のとおり(?)堅く仕事をしており3日休むのが限界。
(TJARは?となるが、お盆休み+4日間の有給を1年以上前から申告し何とか承認を得た)
THE TOPTEN報告書を読むと臨場感が伝わって来て、一緒にやりたかったが出来なかった無念と、その達成感がどれだけのものだったのかを思い、自分のTJAR2018ゴール後を被せ懐古した。
◼️吉藤選手と飴本選手の装備
2人の装備品を見ていると流行りに流されずすごく男クサイ。
例えばザック。
吉藤選手はRUSH、飴本選手はINOX。
吉藤選手はTJAR2018で使用した型の1サイズUP。
飴本選手のはTJAR2014で使用したもので「ボロボロ」との事。
人からの情報や流行りでは無く、自身で色々なザックを試し選定しているのが伝わる。
レインはワークマンで4,900円(上下)。
“しまむら”のノースリーブ。
ユニクロのウルトラライトダウン。
ライトもAmazonで買った安いの。
時計はタイメックスのアイアンマンで時刻さえ分かればいいと言うスタイル。
◼️胸に手を当てる
TJAR2012の報告書を初めて読んだ時にキラめいた少年のような気持ち。
その装備をそのまま真似するのでは無く、自身で安くて機能性/多様性の高い道具を探し、悪天候のアルプスで使って1人確信を得て喜んだ。
ホームセンターも100均も宝探しに思えた。
昔の事を言うのは少し恥ずかしいが、あの世代のメンバーはその部分に喜びを感じていたと思う。
それがTJAR2014でのテムレスであり、MANA7だったと振り返る。
この報告書を読むと、その古き良き時代を懐かしむ事が出来た。
淘汰され同じ装備品になりつつある事は仕方ないが、私はこの2人のような安値で買える既製品をどう活用するかと言う、ブレの無い探究心が大好きだ。
それは決してファッション的にカッコイイと言えるものでは無いかも知れない。
これは個人的な思いだが、そんなカッコイイだのお金に物を言わせて....
とかとは、この手を行う人は相反する存在であって欲しい。
◼️最後に
うんちく書きましたが、いや〜この2人本当カッコイイ!!!
数量限定の1冊1,000円ですよー!
是非報告書の購入をお勧めします!!(Tシャツも)
↑ここから買えますよー