いつもと違うのは今回100kmでは無く42kmだと言う事。
沢山の方から何故?と問われましたが、理由は二つあり、一つは100kmだと完走出来る気がしない事。
二つ目は42kmだと入賞が狙えると目論んだ事からです。
ところが、4/28高遠ロゲイニングが終わって気持ちが完全に切れてしまい、その後ほぼ練習していない状態。
体重も70kgと過去最高に増え、とても走れる身体ではありません。
◾️前日
お昼に茅野市の小作でホウトウを食い切れないくらい食べて、前夜祭も出席し地ビールをたらふく飲んでしまいます。
宿泊は経費削減の為、会場横の公園にテント泊。
これも野辺山ウルトラの魅力です。
◾️当日
朝3時に起床し5時スタートラインへ。
飲み過ぎて顔が若干浮腫んでます。

キロ4で最初の5kmを設定していたので、出来る限り前の方でスタンバイ。
いざスタート!
忍者の様に選手の間をすり抜けて、100km71kmも含めて3位集団に。
キロ4ペースですが4kmくらいまで楽チンです。
でも、ここでお腹がピーピーに。
4kmの最初のエイドで1分トイレ休憩。
15位くらいの集団で再度出直しました。
以降、ずっとお腹ピーピーに悩まされます。
※ペース表 : 攻め攻めです。
今回は林道土砂崩れでコース変更になったのですが、登り下りが多くペースが3分台もあれば5分台もありと、上がったり下がったり。
登りが苦手な私は登りで抜かれ、下りと平地で追いつくと言うパターンに。
全体で15位前後は相変わらず。
気持ちも緩いですが、お腹はもっと緩くオナラを慎重にしないと“ ミ ”まで出て来るのではと終始心配に。
こんなの初めて....。
でも!一つ発見!
肛門を引き締めて走るとペースが若干上がるのです!
なので出来る限り我慢する事にしました(冷汗)
20kmくらいのエイドで再度トイレへ。
トイレが心配で食べ物はおろか水分も取れません。
22kmで100kmの原選手に抜かれます。
23kmで同じく100kmの須賀選手に抜かれ25kmまで併走。
100kmを、このキロ4’00〜4‘30くらいで攻めるのが信じられません。
(須賀選手は71km付近でリタイアに...)
30km本沢温泉。
この辺りからかなりキツくなり、一気にペースダウン。
2,000kcalの肝臓貯蔵エネルギーが無くなったのでしょう。ハンガーノックに。
42kmの女性トップに抜かれ42kmクラスで5位に落ちます。
稲子の湯手前で気持ちが悪くなりゲロ。
朝イチで食べたセブンの玉子サンドが原因だったと自分で分析。
(レース前は食べすぎ注意)
稲子の湯の登りはほぼほぼ歩き。
キロ9分ですって.....。
100km参加の岡山の堀米さん、100km女性優勝の楠瀬さんにここで抜かれます。
お二人とも優しいので、だいぶ励ましてもらいました。(私42kmなのに...)
残り5kmでまたゲー。
リタイアするか迷いますが、何れにせよ歩いてゴールのバス停に行かなくてはならないので、我慢して走る事に。
ここから下り基調ですが、いくら頑張ってもキロ5が精一杯。
それで何とかゴール。
結果は3:32:41。
順位は7位でした。
目標が3:10の3位でしたので、かなり悪いタイムと順位です。
累積標高は1,200mオーバーでしたので、普通のマラソンと比べたらタイムはだいぶ悪くなりますが、それにしても悪い。
◾️ゴール後
ゴール後もうずくまりゲーゲー胃液を吐きました。
係員の方にだいぶご心配をおかけしました。
まだ午前9:00前。
お風呂入って当初の予定ではビールかなと思いましたが、とても飲める状態ではありません。
水すら飲めないくらい酷くて....。
その後コースに出て3時間弱100kmや71kmの選手を最後通過まで応援します。
バスで野辺山の会場に戻ったのが12:30。
そこから100kmに出ていた友人のゴールを待つまで、これまたヒマでした。
◾️総括
今回は練習不足、体重オーバー、気持ちの緩さ、肛門の緩さが敗因。
でも次のレースも入れて無いし、リベンジとか燃える気持ちも全くありません。
今は登山だけが楽しみです。
夕方八ヶ岳は雲の中に。
レース入れるなら一回登山行けたと思ってしまう自分がいます。
それでも来年も野辺山はエントリーしますよ!
42kmですけどね^^;