2018年09月11日

【 TJAR2018】7日目前半

8/18 0:00 百間洞テント場
前夜20:40頃に就寝したが、寒くて何度も目が覚めた。
トイレも頻繁で自分自身がどうしてこんなに出て来るのか不思議な程。

氷点下は行って無いだろうが、夏にこの寒さは体験した事がない。
湯たんぽを作ろうとしたが、手がかじかみライターが付けれない。
息を手に吹きかけ何とか灯し湯たんぽを2本作った。
これをヴィヴィの中に入れると暖かく直ぐ寝付けたが、もって1時間程度。
トイレの際にもう一度湯たんぽを作くり直した。

23:40
平出カメラマンが撮影に来た。
寝る際に出発時刻を聞かれ0時と答えていたが、この寒さであまり良く寝れてないので1時過ぎに訂正したいと申し出た。

0:50
またもトイレ。
隣で寝ていた石田選手が起床しておりガスバーナーでパンを焼いていた。
そんなバーナーの使い方初めて見た...。
もう出発するのだろうが、私はもうちょっと寝たいのでまた湯たんぽを作り横になった。
地面に霜ばしらが立っていた。

1:50
片野選手と一緒に出発。
寒いので上下ダウンを来たまま出発したが、すぐ熱くなってコルの手前で半袖短パンになるが、コルに出た途端に風が強くまた寒くなる。
そんなの当たり前なのに先読み出来ない程思考回路が低下している。

TJAR三大イヤな区間ラストの百間洞~聖平。
中盛丸山は50分程で山頂通過。
遠く後ろの百間洞小屋付近に柏木選手、前方は兎山頂付近に石田選手のヘッデンが見えた。
ここの下りも妙に長いし歩きにくいので嫌いだ。

小兎のコルで寒くなりレインの上だけ着用。
片野選手にその間抜かれたが、ペースが段違いに速い。
兎山頂までで5分以上差が開く。
明らかに石田選手を追っているのが分かったが、ここで離されたらもう会えないかもと不安が過ぎった。


3:55
聖に取り付く。
朝が近づくと調子が徐々に良くなって行くのも私の特性で、ペースが上がり始めた。
中腹で5分前に片野選手が見えた。
片野選手が脚をひきずって苦しそう。
山頂手前で追いついて、あとちょっとで南アが終わると励ました。


5:15
聖岳山頂ピーク。
遂にTJARの3,000m峰全てが終わった。
朝陽はキレイで登りながら何枚か撮影。
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片野選手が歩くのも精一杯な程脚が痛んでいるようで、山頂に目もくれず下山。
登山者から10分前に石田選手通過の情報もあった。
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下山に入ってすぐ片野選手から「 まさかこの景色が見れるなんて思わなかったです。ありがとうございます」と御礼の一言。
一年前はTJAR選手になれるとは露も思っていなかっただろう。
こちらこそこの1年山練付き合ってくれてありがとうと御礼を返した。


後は南岳を残すのみだ。

聖岳からの下山はガレていて普段は苦手。
今回小屋から登って来る登山者が多く、声援を頂けるのでいつもより楽に下りれる。
片野選手が少しずつ離れて行く一方、石田選手が近くなって行った。

小屋で石田選手と合流。
片野選手も間も無く到着。
脚の痛みが解消されて来ているとの事。

小屋でご主人と4人で談笑しながらカレーとフルーツポンチを食す。
携帯を充電し、シェルターも欲して更にコーヒーとコーラを飲み眠気を飛ばした。
結構滞在時間は長めで4分〜50分はいただろうか。

「 まーボチボチ行きますか... 」的に片野選手が出発。
5分後に石田選手と一緒に最後の南岳に取り掛かった。


7:40頃
南岳に取りかかってすぐ石田選手が「 歌が聞こえる! 」と言って私の首元の匂いを嗅ぎに来た。
一瞬「好きにして..」と思ったが、噂の石田選手の幻聴幻覚を生で見れた事を嬉しく思う。

ここからの石田選手が速い。
どこにこんな力が残ってるのと言うレベルで南岳を50分かからずに登った。
途中で片野選手を追い越したが、もう着いて来れるスピードでは無い。
自分もスーパー男澤モードに入れてアクセル全快。
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※倉橋さん撮影
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自分も石田選手の写真を撮ろうとしましたが、あっと言う間に小さくなります。


9:20茶臼小屋到着
何と茶臼小屋まで1時間40分のPBで到着。
石田選手が応援者と話している間に、1人小屋到着の図。
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茶臼小屋に来るとパブロフの犬状態でビールが無性に飲みたくなりますが、我慢でジュース2本とパン二個購入しベンチで補給します。
先月ここでキレイな女性登山者と飲んだのが夢のよう....。

石田選手はいつに間にか食堂で茶臼丼を食べてました。

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シェルターを干してたら片野選手到着。
ほぼ入れ替わる形で10:00頃に出発。


ここから大苦戦。
茶臼小屋までのペース上げで脚を使い切り、全然下山が出来ない状態に。
途中の水場で15分程ゴロ寝して回復を待ちますが、全然ダメ。
ヒザからお尻にかけての靭帯と筋肉が張ってしまい、大きく踏み出せないし痛みも酷い。

途中でTJAR選考会で知り合った静岡の堀君の逆走応援あり。


何とか横窪沢小屋に降りて木村さんに挨拶。
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コメントは竹内選手へのメッセージにした。
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小屋に寄ろうか迷ったが、茶臼小屋で大休憩していたので、そのまま行く事に。
木村さん申し訳ありません。


そこからもペース上がらずトボトボ1人で歩きます。
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※宮本夫妻撮影
ヤレヤレ峠は登る気力無しで、川を渡渉する事にしました。
川で10分くらいアイシングしますが全然ダメ。
石田選手、片野選手が追いついて来ないのも気になります。


13:00頃
吊橋の所に来ると藤沢の伊藤夫妻が待ってくれており嬉しい再会。
奥様のリカさんは私が吊橋を渡って来ると思ったらしく、吊橋の真ん中くらいから「怖い怖い」と言いながらUターンをしてくれました。


色々お喋りをしたかったのですが、この時点で完走が出来るか不安で、時間を歩きながら逆算。
残り35時間で95kmくらい。
1km22分で行かないとゴール出来ない試算。
この時点で1km15分〜17分かかっており、10km歩いて50分休憩が限界。
ズタボロの状態でこれは厳し過ぎる。

悲壮感しか無くなり普通の会話が出来なくなってしまいました。
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おまけに林道出てから頻尿が発生。
医療系の伊藤夫妻から浮腫む前兆だと忠告を頂く。



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1時間30くらい掛かってダムまで何とか歩くと飯島委員長がいたので「 脚が動かない、もうダメかも知れません 」と申告。
飯島委員長は苦笑いしながら「 最後まで付き合うよ 」と言ってくれた。
posted by 男澤ヒロキ at 20:00| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【レース】西駒んボッカ

TJAR報告が滞り申し訳ありません。
一回近況を報告させて下さい。


先週末9/8-9土日はTJAR実行委員長の飯島さんが主催する西駒んボッカに出場して来ました。
土曜日は午前中仕事をし午後17:00会場到着。
公園の芝生にテントを張って後は宴会です。
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自分は貧乏なのでテント1つしか無く2人用のMSRヌック1,260g。
これしかないので比べられないのですが、設営ラクだしカッコ良くて結構気に入ってます(笑)
雪山用買わなきゃって思ってますが、金銭的に余裕無くて...。
今年も未熟に冬季小屋か雪洞で頑張ります。


◾︎前夜祭
100人は居なかったと思いますが、結構な人数の方が参加し、焼肉食べ放題に持参ビールで食うわ飲むわ語るわ!
TJARから船橋選手、雨宮選手、江口選手、町田選手(2012、2014)が来ており飯島さんも加わってプチ同窓会に。
あーだ、こーだ、と色々熱い話からくだらない話まで。

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私は14:00から飲んでたので21:00くらいで頭が痛くなってフェイドアウトし寝ましたが、みんな0時まで飲んでいたようです。


◾︎レース
翌日6:30スタート!の前に....。
レース内容は3kg or 15kgの薪を2,000m上の西駒山荘に届けるゲーム感満載のレースです。

私は15kgの部に登録。
TJAR後はほぼノーランの状態なので緩く行こうと考えてました。
45Lのザックに薪を15kg分無理矢理詰めて更に水1Lにレギュレーション諸々入れて、最終的に19kgくらいの重さに。

最初は5kmで300m登るロードですが、3kgの選手はもちろん、15kgの選手も結構速くて走ってる選手が多い。
私もつられて頑張って走りますが、全体で40位、30kgで10番目くらいで最初の5kmを43分で通過し登山道へ。


登山道入ってからギアの切り替えが出来なくて全然登れません。
10人くらい抜かれます。
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登山道は先日の台風の影響で倒木が結構あり、迂回ルートが急遽出来てましたが、よく短日でルートを作ったなと感心。
枝払いもされており、綺麗に整備がされてました。

20分くらいしたらギアが急に入りそこからゴボウ抜きです。
最後の急登で脚が攣って少し潰れましたが、何とか2,700mの西駒山荘まで登り切ってゴール!

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3時間10分で全体31位。
15kgの部で5位でした。
情け無い....。

気がつけば水は1滴も飲んでおらず。
そりゃー脚攣るわ。

稜線は寒く気温は10℃で風ビュービュー。
冬季小屋で雨宮選手とビールを飲みましたが、寒くて寒くて。


◾︎下山
そこからの下山が大変。
TJARで痛めたヒザとアキレス腱が再発して、走れないどころか歩いくのもシンドイ。
登るタイムより下山のタイムの方がかかりました。
やっとの思いでロードに出てからも、痛くて全然歩けません。
誰か迎えに来てー!って思いましたが、誰も来ず。
前日のうちに登山口に自転車を置いておけば5kmで300m下山出来る、楽ちんダウンヒルだったのに...。


頑張ったのを神様が見てくれてたのか、閉会式の抽選会でマウンテンハードウェアのニット帽が当たりました!
西駒んボッカの抽選会は豪華!!


いきなり負荷をかけ過ぎましたが、結構良い運動になりました。
来年はオリジナルで30kg担ごうかな。
(でも下山が怖いな...)


飯島さん主催のレースは前夜祭や後夜祭があるのでお祭り感があり、賑やかで本当楽しいですよ!
是非皆さんも来年西駒んボッカにご出場ご検討ください!


でもレースは結構キツ目です(笑)
posted by 男澤ヒロキ at 06:53| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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